最近、集合回数の多くなっている北海道モトコンポ隊。
ちょっと集まるといっても、時間と燃料代が馬鹿にならないのが北海道らしいところ。
今回は札幌に集合したので、私の走行距離は2日間で450kmを超えました。
お気楽に集まれるようになると良いのですが、こればっかりはどうにもなりませんね。



さて、今回お初で参加されたのがサンボさん。
2年前にボロボロのモトコンポを入手されて走れるまでに直されたそうです。
しかし、あまりにもスピードが出ないので、今度はカレンエンジンに積み換えたものの、ネットだけの情報収集だけでは肝心なところが判らない。
やはり、同じオーナー同士で生の声が聞きたい。
素晴らしい。
なんて正統派で真面目な考え方でしょう。
初めてのバイクがモトコンポで、ネットで調べてカレンコンポにしちゃったなんて凄い事ですよ。
いや、お役に立てるかどうかは別にして、みんなで集まれば何らかの良い知恵も出るもんです。
みんな思考錯誤で色々試していますからね。
私もカレンの10インチタイヤは初めてでしたから、実に参考になりました。はい。



さて、今回は隣りで変わった営みも行われていました。
モトコンポの中に異質な一台が…。
スズキ・ランディ
と言っても日産セレナのOEMのミニバンではありませんよ。
昔々、スズキにもホンダ・シャリィみたいのがあったのですよ。
それが文系さんのところに届けられ、さて、この後どのように変貌するのでしょう。
行く末が楽しみですね。



もう一人、特別ゲストがロードフォックスでお越し頂いたヒロさん。
ジャイロより更に前に存在したスタイリッシュな三輪バイク。
これも滅多にお目にかかれないバイクですよね。
お尻には光り輝く「キツネのしっぽ」
これがなかなか良い音出すんですわ。
試走させていただきましたが、二輪と全く違う乗り心地。
これも楽しい乗り物ですね。



ブルドックでブイブイいわせている今オーナーと昔のオーナーの図。
シティの話題で盛り上がっています。
中央にある黄色いカレンコンポは私の愛車。
実は自賠責が切れてしまったので、この日は走行不可の参考出品です。



「10インチのカレンコンポは50km/h以上出るはず。」
しかし、サンボさんのカレンコンポは一歩届かない。
「時間があれば50km/h以上出るように調整出来ると思うよ。」
「それではお願いします。」
こうして、カレンコンポはアクティの荷台に積まれ、暇人、いやモトコンポマイスターに引き取られていったのでした。



その晩は居酒屋に繰り出ししこたま飲みました。
帰ってからも更に飲んで、寝た時の記憶がないのは何故でしょう?

さて、翌日は原因不明の体調不良。
フラフラする。吐き気がする。汗が出る。のどが渇く…。
ミーティングの2日目に必ず現れるこの現象。
どこか身体に悪い所があるのかもしれません。

そして、この日も行われている整備作業。
ほんとテクニシャンなんだから。



実は今回は大収穫がありました。
最近掲示板で話題になったQRマフラーをサンボさんに頂いてしまいました。
上から、モトコンポマフラー、QRマフラー、私のカレンコンポに装着しているチャンバーとほぼ同タイプのもの(ヨーロッパのヤマハスクーター用と思われる)
QRマフラーは容量が大きく見えますが、内部が仕切られていて左側の何割かはダミースペースだそうです。
形状を見る限りでは勇ましくて良いのですが残念ですねぇ。
そして、下のチャンバーはモトコンポがモトコンポでなくなってしまう危険なアイテム。
エキパイ部から太いのが判るでしょうか?
ガバッと吸って、プワッと出して、チャンバー部の反射波で圧縮を高め、最後は細いパイプから勢いよく排気する。
こうして並べると機能の違いも目で見て理解できますね。

このQRマフラー、折角ですから私のモトコンポで試させて頂きます。
まずはカウルに排気が干渉するエンドパイプの加工からですね。
楽しみ楽しみ♪