前回に続きカレンコンポのセッティングをしてみました。

◆プーリーポスの変更
現在のプーリーポスは長さ32.7mm。純正の33.5mmより0.8mmの切除加工してあります。
これは、トップスピードのアップを狙ったもので、純正のランプレートでは良い結果が出ています。
前回はランプレートをフラッシュ用に交換したところ、加速がもたつきトップスピードも伸びませんでした。
純正のプーリーボスで適度な変則比になってくれることを期待します。



◆ランプレートの変更
カレン純正ランプレートからフラッシュ用に交換します。
フラッシュ用はランプレートのリフト量が大きいため、Vベルトをプーリー外周まで押し上げてくれます。

◆試走結果
加速は交換前と比べると、「ん、変わったかな?」
良く判らないので大差ないのでしょう。
トップスピードは・・・。
メータ読みで68km/h位まで出ます。
下り勾配だとまだ伸びそうです。
でも、何やら挙動が変です。
トップスピードで速度がぶれるというか・・・。
プーリー付近で何か変な音が出ているような気がします。

◆異音について思考
戻って中を開けてみました。
プーリーの外周はベルト跡がなくきれいです。
「あれ、これは何だろう?」
Vベルト内周のドライブフェイス側に跡があります。
以前はこのような跡はなかった気がします。
「もしかするとVベルトがドライブフェイスに乗り上げているのかもしれない。」
直接見ることができないので推測ですが、そのようなことが起こっている気がします。
このままでトップスピード上げると危険かも・・・。

◆再調整
前回、ウェイトローラー7g×3個、8g×3個にしていましたが、トップスピードを上げないで、加速重視の方向に振ってみることにしました。
今回はウェイトローラー6g×3個、7g×3個の組み合わせです。
試走結果、加速が少し早くなった気がします。
トップスピードも65km/h。
先ほどの異音は発生しませんでした。

◆本日のまとめ
フラッシュ用ランプレートはトップスピードのアップに効果あり。
純正プーリーのままだと65km/h以上の速度域を狙うのはVベルトが外れたり切れる可能性があり危険と思われる。