
出来たよ。
MAZDA ABARTH K456 COMPETIZIONE
1958年に発売された MAZDA K360 をイタリアの ABARTH がチューンしたスペシャルモデル。
空冷 4ストローク OHV V型2気筒は456ccにボアアップされ、ベース車の最高出力11馬力 / 4300 rpmはアバルトマジックにより25馬力 / 5600rpm まで引き上げられている。
3輪ながら、ミッドシップマウントされたエンジンで重量バランスが良く、コーナーをドリフトしながら駆け抜けるという芸当も出来るスポーティーなモデルであった。
ただし、中途半端な攻め方をすると途端に不安定になり、あわや横転となりかねないのでドライバーの腕も要求される。

車体色は淡いウグイス色であるが、ルーフトップ、荷台、トノカバー裏側、ストライプの赤が強烈にアピールする。
酒屋の若旦那が購入したが、ビールを4ケースしか積めないため、店主の父親に大怒られしたという逸話もある。

これは赤帽用の専用モデル MAZDA ABARTH K360 AKABOH。
排気量は360ccのままだが若干チューンされており、エンジンヘッドが赤い結晶塗装になったのは、実はこのモデルが最初だったと言われている。

日本車で唯一アバルトチューンされたMAZDA K360。
現在の国産モデルでアバルトマジックを体験できる日は永遠に叶わない夢なのだろうか…。
追記:
こんなにプラモデルが難しいとは思わなかった。
1/32なんて楽勝さ!と舐めてかかったのは大間違いでした。
小さすぎて指が入らない。
細かな所が見えない。
色塗りがこんなに難しかったなんて…。
でも、自分のイメージがそれなりに表現で来たので、第1作目としては良しとしましょう。
コメント
コメント一覧 (2)
こんな車で配達してくれるのなら思わずビールを1ケース注文してしまいそうです。(笑
1/32スケールで泣き言を言ってはいけません。
かつて1/48の零戦を作り込んでその道の先輩に見せたところ
「コックピットの作りが甘い!計器盤はデカールを張った上から透明なプラ版を接着し、計器の部分だけを残して塗装しガラスが入っているようにみせるんだ」と一言。
「でも、細かすぎて完成したらそこまで見えないです」といったら
「見えないところに徹底的に手を加える。これが本当のモデラーだ」と諭されました。
なにごとも奥が深いです。(笑
見えない所に心血注ぐ。
あ~、私のポリシーに反するかも(笑
でも、ここ数日、塗装のノウハウ本を読んで研究しておりました。
そうかぁ、そうだったのかぁ。
塗装の世界も奥が深いなぁ。
今日、年代物のお宝を見つけましたので、釧路に持って行って使ってみます。